駐車場工事における施工例を元に、作業の流れをご案内致します。
墨だしとは、駐車場の計画図面に沿って、実際に地面に車室や機械などの位置を描く作業です。(中・右写真) この墨だしで、駐車場の優劣が決まってしまう大変重要な作業。
墨だし作業で、車室の位置が決定したら、いよいよラインを入れます。白色と黄色と選ぶことが出来ます。
ラインを引き終えましたなら、だいたいの駐車場のイメージが見えてきます。
これから駐車場機器の据付および配線の配管の為の掘削作業に入ります。
掘削する箇所を、まずはダイヤモンドカッターでアスファルト部分をカットします。
アスファルトをめくって深さの足らない箇所は、電動ハンマー、ミニユンボ、人力で掘削します。
駐車機器の配線の配管を行っています。
掘削、配管後をセメントと砂を混ぜて作ったモルタルを充填していきます。 同時に駐車機器の据え付けも行います。
駐車場機器の結線を行います。
これにより、清算機と各車室の駐車場機器(ロック板)がつながります。
ついに完成!
約4~5日の工程です。